ISのまとめ

中休みに東京で母と一緒に泊まっているホテルのロビーで座っていた。母が注文したカクテルを持って来たウェイターは私が日本語で小説を読んでいることで驚いた。

「You’re reading in Japanese!」と言っていた。

私がうなずいた。

「どうして?」

「日本語を勉強してますから」と返事した。

それから、会話が続いた。その男性のウェイターはガナの出身ですが、日本に住んでりる20年間に日本語で小説を読んでいる外国人は見たことがなかったそうだ。彼は私達の会話で、大事なメッセージを伝えたがっていた。教育の大切さである。「Keep going. If you keep going, keep improving yourself, keep working hard, you’ll never regret it」という励ますためのことを言ってくれた。彼の言葉の基本的な前提は、教育と努力の価値。つまり頑張れば、成功できる。

この考えに対して、「雪国」の真中にある考えは、徒労である。主人公の島村はたびたび芸者の雲子の生活や活動について考える時、「徒労」の言葉を使う。よく理解できない小説を読むことにした私は、自分の努力も徒労かなと思ってしまった。「このプロジェクトは無理かな。自分の能力を買いかぶったかな」という義務が浮かんだ場合もあった。とうとう読んでしまう時までも、達成感がなかった。本の後ろにたくさん注解と「雪国について」の部分があると知らなっかたが、まだ30ページを読まなくてはいけなかいと思ったので、知らないで最後の文を読んでから、ページをめくると、進めなかった。終わりだった。意外に終わったので、変な感じがした。達成感ではなくて、「それだかだ?」のような感じだった。

でも後で、最初から最後までページを早くめぐ、私が書いたメモや丸を付けた文を見ると、「私は本当にこの本を読んだよ!」という気持ちでした。その気持ちを追いかけたい。日本に来る前に、「Breaking Into Japanese Literature」という本を母からプレゼントでもらった。この本の特徴は、有名でよく知られている日本人の作家(夏目漱石芥川龍之介)の作品を日本語を勉強している読者に紹介することだ。左のページは原作の日本語と、右は直接に翻訳された英語で書けれている。下には複雑な言葉の英語の意味を説明するフートノットも書いてある。しかしこのような手伝いがあっても、HIFの前になかなか読めなかった。ある文を読んでいる途中で、分からない言葉や漢字の意味を調べたくなるので、進めなかった。最近その本をもう一回読んでみようとする時、覚えたより読みやすかった。ISのおかげだと思う。「雪国」を読む経験で、百パーセントが分からなくても進めるようになった。

それに、アメリカに帰ってからも日本語文学を読み続けたいと思う。母がくれた本を持っているし、大学で日本語の翻訳の授業を取る必要もあるし、日本語で文学を読む将来があるはずだ。